秋の過ごし方

植物が季節によって変化する様に人間の身体にも四季によって様々な変化が起こります。

今回は秋に向けての身体への影響についてお話しします。

秋の体調の変化

1年を通すと、春から夏にかけては「副交感神経」が優位に働き、秋から冬にかけては「交感神経」が優位に働きます。

そのため、春と秋は上手に自律神経を切り替えなければいけません。

この変化に対応できないと、ホルモンリズムが崩れたり、免疫力が低下して風邪をひきやすかったり、アレルギーが出たりと、様々な症状が現れます。

また、気圧の変化や寒暖差が激しいので、体が気候の変化に対応できなくなり、体調不良を起こしやすいです。

十分な睡眠、栄養、運動を規則正しい生活リズムで送ることが大切ですね。

食欲の秋！！

秋は昔から「食欲の秋」と言われています。

夏の暑さで食欲がなくなっていた方も、段々涼しくなって食欲も回復します。

さらに「収穫の秋」とも言われているので、美味しい食べ物がたくさんとれます。

また、夏から徐々に日が短くなります。

太陽に当たる時間が少なくなり、太陽の光や食べ物から作られるセロトニンが減少傾向になります。

このセロトニンは幸せホルモンとも言われていて、自律神経を整えて精神を安定させたり、食欲の調整をしてくれます。

ですが、秋は日照時間が短くなることで、たくさん食べてセロトニンを増やし、精神の安定を保とうとします。　

なるべく日中、太陽の光を浴びるようにしましょう！

肥満に注意！！

美味しいものがいっぱいの秋、気温が下がってくると、体温を保持しようとするため、体内の熱生産が高まり、基礎代謝が上がります。

基礎代謝はさらに寒い冬場の方がより高くなります。　　　　　　　　　　　　　　　　基礎代謝が高いということは“痩せやすい“ということ！

すごく良いことです。

ですが、エネルギーを多く消費するため、その分を補給しようと体が働きます。

ここで食べ過ぎてしまうと、脂肪として体内に溜め込みやすくなります。

そして、寒くなるにつれて運動量も少なくなる傾向があるので、活動代謝量が減って、カロリー収支のバランスがとれなくなります。

上手に運動と食事のコントロールできないと危険な時期ですね。

まとめ

秋は「食欲の秋」とも言われていますが、「スポーツの秋」ともいわれています。

けれど、どうしても食欲が上回ってしまいがちです。

自分の意思になかなか勝てない方、気持ちはあるけど、運動の仕方がわからない方はぜひ専門家へご相談してみてください。

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